映像の一番面白いところは、つかみどころがないところですね…
よく映像は「時間と空間」とか、「光と影の芸術」とか言われてるんですけど、
どれも形あるものではないから掴めないんですよ。
映像業界に入って10年ほど経とうとしてるんですが
まだまだ謎なところだったり、日々新しい発見や学びが沢山あるんですよね…
とてもミステリアスなんですが、そこが魅力なんです!!
それに映像っていろんな人のいろんな想いが詰まっているんですよ!
映像は、決して1人で作ってるものではなくて、
企画した人だったり、撮影した人、編集した人、それを見た人いろんな人が一つの映像作品に関わってるんですよね。
そういう人の想いが強ければ強いほど出来上がった作品から、じんわりと伝わってくるものがあるんです。
だから僕らは映像で感動するんです!!
子供の頃から映画が好きだったことがきっかけになってます。
80年代ごろから映画はソフト化され、レンタルされるようになるんですね。
僕の町にも小学校の頃にレンタルビデオ屋が出来てからはそのビデオ屋に入り浸りでしたね。
それまでTVでしか映画は見たことなかったんですが、そこで今まで出会うことのなかったいろんな映画に出会うことが出来たんです。
当時小学校3年ぐらいだったんですけど映画を借りては観て、それをダビングしてまた観てっていうのを繰り返してました。今思えばその頃から編集の基礎は身につけていたんですね。
高校生の時には、日本映画をよく見るようになって、それがとてもいい作品ばっかりで…
「あぁ!日本映画面白い」って思い、そこで初めて映像業界で働きたいと思いが生まれました!
自分自身は特に変わらないですが、自分に対する周りの見方が変わります。
社会人になったからって特に成長している訳ではないんです。
だから頑張って学んで、成長してやっと社会人になれます。
技術や知識は業界に入ってから頑張ってつけていくものだから、学生時代にやるべきことは
出来るだけいろんな人と出会い、いろんな体験をすること、映画をたくさん観ること。
いろんな事に興味を持つこと。固定概念にとらわれないこと。
自分はまだ知らないことばかりだということを自覚し、よく調べること。
体力をつけること、忍耐力をつけること。
人の話をよく聞くこと、適度に鈍感であること。
失敗してもいいので、自分に自信をもつこと。
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